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細菌性赤痢

更新日 (last updated):2025年11月27日

概要

細菌性赤痢は、赤痢菌を病原体とする感染症である。主な感染経路は病原体に汚染された飲食物の摂取や糞口感染である。発熱や水様性下痢を呈し、腹痛を伴うしぶり腹(テネスムス)や膿粘血便といった赤痢に特徴的な症状がみられることがある。

病原体

原因菌は赤痢菌である。赤痢菌は4つの菌種(Shigella dysenteriae、S. flexneri、S. boydii、S. sonnei)に分類される。

疫学

世界中で報告がある。

日本においては海外渡航者による輸入症例が大半で、推定感染地域はアジアが多い。

感染経路

主な感染経路は、病原体に汚染された飲食物の摂取や糞口感染である。

臨床像

潜伏期間は1から3日程度。発熱や水様性下痢を呈し、腹痛を伴うしぶり腹(テネスムス)、膿粘血便といった赤痢に特徴的な症状を示すことがある。

病原体診断

糞便からの菌の分離・同定 による。

治療

対症療法や抗菌薬による治療が行われる。

予防法・ワクチン

手洗いの徹底、流行地域での水や生の魚介類・野菜などの食品の喫食を避けることが有効である。

国内で承認されたワクチンはない。

法的取り扱い

感染症法における三類感染症に定められている。

 学校保健安全法における第三種感染症に定められている。

赤痢菌は、食品衛生法における食中毒の病因物質に定められている。

関連情報

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