発生動向総覧
〈第17週コメント〉 5月1日集計分
◆全数報告の感染症
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症: |
報告なし |
2類感染症: |
結核 327例 |
3類感染症: |
細菌性赤痢1例
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菌種:S. flexneri (B群)_感染地域:フィリピン
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腸管出血性大腸菌感染症15例(有症者14例、うちHUS なし)
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感染地域:国内15例 国内の感染地域:兵庫県4例、千葉県2例、岡山県2例、埼玉県1例、東京都1例、京都府1例、大阪府1例、福岡県1例、不明2例 年齢群:1歳(2例)、2歳(1例)、10代(1例)、20代(8例)、30代(1例)、40代(1例)、70代(1例) 血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(5例)、O157 VT2(5例)、O157 VT不明(4例)、O119 VT2(1例) 累積報告数:226例(有症者156例、うちHUS 7例.死亡なし)
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腸チフス2例(感染地域:インド/ネパール/バングラデシュ) パラチフス2例(感染地域:カンボジア2例) |
4類感染症: |
A型肝炎4例(感染地域:北海道1例、石川県1例、インド1例、グアテマラ1例) オウム病1例(感染地域:静岡県_感染源:鳩)
重症熱性血小板減少症候群1例
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感染地域:山口県(2013年4月発症) 年齢群:60代
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チクングニア熱1例(感染地域:インドネシア) つつが虫病2例(感染地域:秋田県1例、広島県1例) デング熱2例(感染地域:インドネシア1例、ブラジル1例)
レジオネラ症8例(肺炎型8例.うち1例死亡)
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感染地域:福島県1例、千葉県1例、長野県1例、静岡県1例、和歌山県1例、島根県1例、香川県1例、国内(都道府県不明)1例 年齢群:60代(1例)、70代(5例)、80代(2例))
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5類感染症: |
アメーバ赤痢16例(腸管アメーバ症14例、腸管外アメーバ症2例) |
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感染地域:宮城県1例、千葉県1例、東京都1例、富山県1例、宮崎県1例、国内(都道府県不明)8例、ヨーロッパ1例、中国1例、台湾1例 感染経路:経口感染4例、性的接触3例(同性間1例、異性間・同性間不明2例)、不明9例
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ウイルス性肝炎5例 |
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B型4例_感染経路:性的接触3例(異性間)、不明1例 C型1例_感染経路:性的接触(異性間)
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急性脳炎5例 |
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インフルエンザウイルスB型1例_年齢群:3歳 病原体不明4例_年齢群:0歳(2例)、2歳(2例)
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クロイツフェルト・ヤコブ病4例 |
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孤発性プリオン病4例(古典型2例、その他2例)
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劇症型溶血性レンサ球菌感染症4例 |
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年齢群:40代(2例)、60代(1例)、70代(1例)
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後天性免疫不全症候群21例(AIDS 4例、無症候16例、その他1例) |
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感染地域:国内15例、米国1例、国内・国外不明5例 感染経路:性的接触21例(異性間3例、同性間16例、異性/同性間1例、異性間・同性間不明1例)
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ジアルジア症3例(感染地域:インド1例、バングラデシュ1例、香港1例)
侵襲性肺炎球菌感染症23例(うち、肺炎13例_菌検出検体:血液23例) |
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年齢群:0歳(1例)、1歳(3例)、30代(1例)、40代(1例)、60代(8例)、70代(6例)、80代(3例)
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梅毒21例(早期顕症I期6例、早期顕症II期7例、晩期顕症1例、無症候7例) 破傷風2例〔年齢群:60代(1例)、70代(1例)〕
風しん526例(検査診断例366例、臨床診断例160例) |
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感染地域:東京都106例、大阪府106例、神奈川県40例、兵庫県 27例、千葉県24例、鹿児島県17例、埼玉県11例、福岡県11例、愛知県8例、京都府8例、和歌山県7例、宮城県5例、石川県4例、広島県4例、茨城県3例、三重県3例、岡山県3例、熊本県3例、北海道2例、福島県2例、青森県1例、山形県1例、群馬県1例、新潟県1例、静岡県1例、徳島県1例、愛媛県1例、佐賀県1例、大分県1例、東京都/埼玉県1例、国内(都道府県不明)122例 年齢群:0歳(4例)、1歳(6例)、3歳(4例)、5~9歳(6例)、10~14歳(10例)、15~19歳(29例)、20~24歳(85例)、25~29歳(68例)、30~34歳(79例)、35~39歳(68例)、40代(111例)、50代(45例)、60代(11例) 累積報告数:5,442例(検査診断例3,936例、臨床診断例1,506例)
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麻しん16例〔麻しん(検査診断例1例、臨床診断例12例)、修飾麻しん3例〕
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感染地域:埼玉県2例、千葉県2例、神奈川県2例、兵庫県2例、東京都1例、大阪府1例、福岡県1例、国内(都道府県不明)4例、国内・国外不明1例 年齢群:0歳(2例)、1歳(2例)、15~19歳(1例)20~24歳(2例)、25~29歳(2例)、30~34歳(1例)、35~39歳(1例)、40代(4例)、60歳(1例) 累積報告数:119例〔麻しん(検査診断例38例、臨床診断例53例)、修飾麻しん28例〕
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(補)2012年第17週から2013年第16週までに診断されたものの報告遅れとして、つつが虫病1例(感染地域:岐阜県)、急性脳炎6例〔ヘルペスウイルス3例_年齢群:4歳(1例)、50代(1例)、60代(1例).ロタウイルス1例_年齢群:3歳.病原体不明2例_年齢群:0歳(1例)、10~14歳(1例)〕などの報告があった。
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◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。

インフルエンザ:定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では長崎県(7.50)、宮崎県(7.47)、石川県(7.38)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は520例と2週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では佐賀県(1.17)、鹿児島県(1.11)、宮崎県(1.03)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では富山県(5.79)、石川県(5.55)、福井県(5.45)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では大分県(19.61)、新潟県(17.13)、島根県(16.87)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では福井県(2.86)、宮崎県(2.81)、沖縄県(2.41)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第14週以降増加が続いている。都道府県別では沖縄県(5.24)、島根県(3.61)、福岡県(2.58)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では富山県(0.93)、新潟県(0.30)、宮城県(0.29)が多い。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では高知県(0.10)、沖縄県(0.09)、群馬県(0.05)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別では佐賀県(0.43)、長崎県(0.32)、岡山県(0.26)、熊本県(0.26)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(1.41)、秋田県(1.11)、長崎県(0.64)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では沖縄県(2.57)、静岡県(1.50)、石川県(1.40)が多い。
〈第18週コメント〉 5月8日集計分
◆全数報告の感染症
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症: |
報告なし |
2類感染症: |
結核 194例 |
3類感染症: |
腸管出血性大腸菌感染症14例(有症者12例、うちHUS なし)
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感染地域:国内14例 国内の感染地域:福岡県2例、群馬県1例、埼玉県1例、千葉県 1例、東京都1例、神奈川県1例、長野県1例、愛 知県1例、滋賀県1例、和歌山県1例、岡山県 1例、不明2例 年齢群:8歳(1例)、10代(3例)、20代(3例)、30代(1例)、40代 (2例)、50代(3例)、80代(1例) 血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(5例)、O157 VT2(3例)、O26 VT1(1例)、O91 VT1(1例)、O101 VT1(1例)、 O157 VT不明(1例)、その他・不明(2例) 累積報告数:245例(有症者172例、うちHUS 7例.死亡なし)
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4類感染症: |
A型肝炎1例(感染地域:福岡県) エキノコックス症1例(多包条虫_感染地域:北海道) つつが虫病例(感染地域:長野県2例、栃木県1例、京都府1例) マラリア1例(熱帯熱_感染地域:タンザニア)
レジオネラ症4例(肺炎型4例.うち1例死亡)
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感染地域:宮城県1例、石川県1例、兵庫県1例(温泉)、フィリピン1例 年齢群:50代(1例)、60代(1例)、80代(2例)
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5類感染症: |
アメーバ赤痢12例(腸管アメーバ症11例、腸管外アメーバ症1例) |
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感染地域:東京都2例、埼玉県1例、神奈川県1例、三重県1例、愛媛県1例、国内(都道府県不明)4例、国内・国外不明1例、インドネシア1例 感染経路:経口感染2例、経口感染/性的接触(異性間)1例、性的接触3例(異性間2例、異性間・同性間不明1例)、不明6例
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ウイルス性肝炎2例 |
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B型1例_感染経路:不明 C型1例_感染経路:性的接触(同性間)
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クロイツフェルト・ヤコブ病4例(孤発性プリオン病古典型4例)
後天性免疫不全症候群8例(AIDS 1例、無症候6例、その他1例) |
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感染地域:国内7例、不明1例 感染経路:性的接触6例(同性間6例)、性的接触(同性間)/静注薬物使用1例、不明1例
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侵襲性インフルエンザ菌感染症3例(菌検出検体:血液3例) |
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年齢群:0歳(1例)、80代(1例)、90代(1例)
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侵襲性肺炎球菌感染症6例(うち、髄膜炎2例_菌検出検体:血液4例、血液・髄液2例) |
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年齢群:0歳(1例)、1歳(1例)、3歳(1例)、30代(1例)、60代(1例)、80代(1例)
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梅毒8例(早期顕症II期4例、晩期顕症1例、無症候3例) 破傷風1例(年齢群:70代)
風しん366例(検査診断例196例、臨床診断例170例) |
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感染地域:大阪府76例、東京都57例、神奈川県30例、兵庫県25例、埼玉県12例、福岡県9例、千葉県7例、和歌山県7例、鹿児島県7例、愛知県5例、北海道3例、宮城県3例、京都府3例、島根県3例、富山県2例、奈良県2例、広島県2例、福島県1例、茨城県1例、新潟県1例、山梨県1例、長野県1例、三重県1例、滋賀県1例、岡山県1例、山口県1例、愛媛県1例、大分県1例、宮崎県1例、国内(都道府県不明)98例、国内・国外不明2例、中国1例 年齢群:0歳(2例)、1歳(4例)、2歳(2例)、3歳(4例)、4歳(2例)、5~9歳(2例)、10~14歳(7例)、15~19歳(13例)、20~24歳(51例)、25~29歳(56例)、30~34歳(65例)、35~39歳(58例)、40代(74例)、50代(23例)、60代(3例) 累積報告数:5,964例(検査診断例4,233例、臨床診断例1,731例)
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麻しん1例(修飾麻しん)
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感染地域:東京都 年齢群:40代 累積報告数:119例〔麻しん(検査診断例39例、臨床診断例50例)、修飾麻しん30例〕
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(補)2012年第18週から2013年第17週までに診断されたものの報告遅れとして、細菌性赤痢1例〔菌種:S. flexneri (B群)_感染地域:神奈川県〕、E型肝炎1例(感染地域:山梨県_感染源:シカ肉)、急性脳炎3例(ヘルペスウイルス1例_年齢群:2歳.ロタウイルス1例_年齢群:3歳.インフルエンザウイルスB型1例_年齢群:5~9歳)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例(50代)などの報告があった。
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◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。

インフルエンザ:定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮崎県(6.56)、大分県(5.86)、福岡県(5.20)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は374例と3週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では佐賀県(1.26)、鹿児島県(0.89)、大分県(0.67)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では石川県(3.52)、山形県(2.86)、福井県(2.82)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では大分県(16.97)、岡山県(11.78)、新潟県(10.93)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では沖縄県(2.97)、宮崎県(2.22)、島根県(2.04)が多い。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では沖縄県(3.88)、島根県(3.43)、福岡県(2.27)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では富山県(0.55)、東京都(0.14)、愛媛県(0.14)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では栃木県(0.06)、沖縄県(0.06)、鳥取県(0.05)、徳島県(0.05)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別では佐賀県(1.00)、沖縄県(0.47)、山口県(0.36)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では福井県(0.86)、秋田県(0.69)、福島県(0.56)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では石川県(1.80)、沖縄県(1.71)、長野県(1.45)が多い。
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