IDWR 2013年第31号<発生動向総覧>2013年第31週(2013年7月29日~8月4日) LINEで送るシェアツイート 注意:PDF版よりピックアップして掲載しています。 発生動向総覧〈第31週コメント〉 8月7日集計分◆全数報告の感染症注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。1類感染症:報告なし2類感染症:結核431例3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症163例(有症者112例、うちHUS 2例.死亡1例)感染地域:国内161例、中国1例、国内・国外不明1例国内の多い感染地域:埼玉県14例*、長崎県13例**、群馬8例***、東京都8例、千葉県7例、鹿児島県7例、北海道6例#、長野県6例、宮城県5例、栃木県5例、兵庫県5例、青森県4例* 保育園における集団感染例を含む(O26 VT1)** 保育園における集団感染例を含む(O26 VT1)*** 高齢者施設における集団感染例を含む(O157 VT2)# 保育園における集団感染例を含む(O103 VT1)年齢群:1歳(14例)、2歳(17例)、3歳(11例)、4歳(5例)、5歳(6例)、6歳(1例)、7歳(2例)、8歳(2例)、9歳(2例)、10代(23例)、20代(24例)、30代(16例)、40代(10例)、50代(9例)、60代(7例)、70代(6例)、80代(6例)、90代(2例)血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(62例)、O26 VT1(39例)、O157 VT2(18例)、O103 VT1(7例)、O157 VT1(6例)、O26 VT不明(3例)、O121 VT2(3例)、O26 VT1・VT2(2例)、O111 VT1・VT2(2例)、O111 VT1(2例)、O145 VT2(2例)、O145 VT不明(2例)、O157 VT不明(2例)、O91 VT1(1例)、その他・不明(12例)累積報告数:1,626例(有症者1,116例、うちHUS 27例.死亡1例)腸チフス2例(感染地域:埼玉県1例、ネパール1例)4類感染症:E型肝炎1例(感染地域:熊本県_感染源:猪肉)A型肝炎1例(感染地域:パキスタン)オウム病1例(感染地域:三重県_感染源:飼育されていたインコ)つつが虫病2例(感染地域:宮城県1例、秋田県1例)デング熱5例感染地域:タイ2例、マレーシア1例、フィリピン1例、ラオス/国外(国不明)1例日本紅斑熱1例(感染地域:兵庫県) ライム病1例(感染地域:スロバキア)レジオネラ症23例(肺炎型23例)感染地域:宮城県7例、山形県2例、岩手県1例、秋田県1例、茨城県1例、東京都1例、神奈川県1例、富山県1例、石川県1例、静岡県1例、京都府1例、広島県1例、愛媛県1例、熊本県1例、国内(都道府県不明)1例、長崎県/中国1例年齢群:40代(2例)、50代(2例)、60代(8例)、70代(5例)、80代(6例)レプトスピラ症1例〔感染地域:沖縄県_感染源:河川(レジャーガイド)〕5類感染症:アメーバ赤痢13例(腸管アメーバ症11例、腸管外アメーバ症2例)感染地域:北海道2例、東京都2例、岩手県1例、山形県1例、神奈川県1例、兵庫県1例、国内(都道府県不明)3例、台湾1例、国外(国不明)1例感染経路:性的接触2例(異性間1例、同性間1例)、経口感染3例、不明8例ウイルス性肝炎4例B型4例_感染経路:性的接触3例(異性間2例、異性間・同性間不明1例)、不明1例急性脳炎1例(病原体不明_年齢群:0歳)クリプトスポリジウム症1例(感染地域:東京都)クロイツフェルト・ヤコブ病1例(感染性プリオン病医原性) 後天性免疫不全症候群12例(AIDS 1例、無症候10例、その他1例)感染地域:国内11例、国内・国外不明1例感染経路:性的接触10例(異性間1例、同性間9例)、不明2例侵襲性インフルエンザ菌感染症4例(うち肺炎2例、髄膜炎1例_菌検出検体:血液3例、髄液1例)年齢群:30代(1例)、70代(1例)、80代(2例)侵襲性肺炎球菌感染症7例(うち肺炎のみ3例_菌検出検体:血液7例)年齢群:0歳(1例)、1歳(3例)、2歳(1例)、80代(2例)梅毒15例(先天梅毒1例、早期顕症I期4例、早期顕症II期8例、無症候2例)破傷風3例〔年齢群:20代(1例)、70代(1例)、80代(1例)〕バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:不明_菌検出検体:尿)風しん125例(検査診断例89例、臨床診断例36例)感染地域:東京都20例、大阪府12例、神奈川県11例、京都府10例、兵庫県8例、千葉県7例、埼玉県4例、滋賀県3例、愛知県2例、山口県2例、福岡県2例、福井県1例、静岡県1例、奈良県1例、和歌山県1例、国内(都道府県不明)40例年齢群:0歳(2例)、1歳(2例)、5~9歳(1例)、10~14歳(2例)、15~19歳(7例)、20~24歳(18例)、25~29歳(17例)、30~34歳(9例)、35~39歳(25例)、40代(30例)、50代(10例)、60代(2例)累積報告数:13,509例(検査診断例9,245例、臨床診断例4,264例)麻しん3例〔麻しん(検査診断例1例、臨床診断例1例)、修飾麻しん1例〕感染地域:東京都2例、栃木県1例年齢群:1歳(1例)、15~19歳(1例)、60代(1例)累積報告数:177例〔麻しん(検査診断例63例、臨床診断例60例)、修飾麻しん54例〕(補)2012年第31週から2013年第30週までに診断されたものの報告遅れとして、腸チフス1例(感染地域:インドネシア)、E型肝炎1例〔感染地域:北海道_感染源:豚肉調理品(疑い)〕、ライム病3例(感染地域:北海道3例)、急性脳炎2例(ヘルペスウイルス1例_年齢群:70代.病原体不明1例_年齢群:60代)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔70代(2例.うち1例死亡)〕などの報告があった。◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。インフルエンザ:定点当たり報告数は第18週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(1.10)、岐阜県(0.08)、佐賀県(0.03)、熊本県(0.03)が多い。小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,109例と第25週以降増加が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では佐賀県(2.57)、大分県(1.81)、宮崎県(1.36)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(2.36)、山口県(2.34)、宮城県(1.48)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では大分県(9.08)、茨城県(6.56)、宮崎県(6.17)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮城県(1.16)、北海道(1.08)、鹿児島県(0.96)が多い。手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では新潟県(18.25)、埼玉県(17.15)、山梨県(16.00)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では富山県(0.90)、宮城県(0.31)、奈良県(0.26)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では大分県(0.08)、岡山県(0.07)、鳥取県(0.05)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(8.97)、新潟県(8.52)、高知県(7.03)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で横ばいであった。都道府県別では福井県(1.00)、高知県(0.87)、福岡県(0.87)が多い。基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮城県(1.25)、群馬県(1.25)、青森県(1.17)が多い。