IDWR 2013年第34号<発生動向総覧>2013年第34週(2013年8月19日~8月25日) LINEで送るシェアツイート 注意:PDF版よりピックアップして掲載しています。 発生動向総覧〈第34週コメント〉 8月28日集計分◆全数報告の感染症注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。1類感染症:報告なし2類感染症:結核384例3類感染症:細菌性赤痢3例菌種:S. flexneri (B群)1例_感染地域:米国(ハワイ) S. sonnei (D群)2例_感染地域:インド2例腸管出血性大腸菌感染症225例(有症者170例、うちHUS 2例)感染地域:国内223例、国内・国外不明2例国内の多い感染地域:東京都25例*、大阪府11例、宮城県10例、愛知県10例、兵庫県9例、京都府8例、岩手県6例、石川県6例、山口県6例、福岡県6例、神奈川県5例、三重県5例、滋賀県5例* 第33週に報告された保育園における集団感染例を含む(O103 VT1とO26 VT1)年齢群:0歳(1例)、1歳(7例)、2歳(18例)、3歳(10例)、4歳(13例)、5歳(5例)、6歳(9例)、7歳(5例)、8歳(3例)、9歳(3例)、10代(29例)、20代(31例)、30代(31例)、40代(13例)、50代(15例)、60代(18例)、70代(7例)、80代(5例)、90代(2例)血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(90例)、O26 VT1( 46例)、O157 VT2(23例)、O103 VT1(11例)、O121 VT2(9例)、O157 VT1(8例)、O157 VT不明(8例)、O111 VT1・VT2(3例)、O26 VT1・VT2(2例)、O103 VT不明(2例)、O111 VT1(2例)、O18 VT1・VT2(1例)、O25 VT2(1例)、O91 VT1(1例)、O136 VT1(1例)、O145 VT2(1例)、O168 VT1(1例)、O168 VT2(1例)、その他・不明(14例)累積報告数:2,305例(有症者1,585例、うちHUS 43例.死亡2例)4類感染症:重症熱性血小板減少症候群1例感染地域:鹿児島県年齢群:80代デング熱7例(デング熱6例、デング出血熱1例)感染地域:タイ2例、フィリピン2例、マレーシア1例、ミャンマー1例、インドネシア1例日本紅斑熱4例(感染地域:宮崎県2例、三重県1例、愛媛県1例)マラリア1例(熱帯熱_感染地域:ケニア/ウガンダ)レジオネラ症19例(肺炎型17例、ポンティアック型2例)感染地域:栃木県2例、広島県2例、岩手県1例、山形県1例、東京都1例、神奈川県1例、石川県1例、愛知県1例、滋賀県1例、京都府1例、奈良県1例、熊本県1例、国内(都道府県不明)3例、韓国1例、中国1例年齢群:30代(1例)、40代(2例)、50代(3例)、60代(4例)、70代(5例)、80代(3例)、90代(1例)レプトスピラ症2例感染地域(感染源):東京都1例(不明)、沖縄県1例(河川)5類感染症:アメーバ赤痢12例(腸管アメーバ症10例、腸管外アメーバ症2例)感染地域:群馬県1例、埼玉県1例、東京都1例、新潟県1例、愛知県1例、大阪府1例、兵庫県1例、国内(都道府県不明)4例、国外(国不明)1例感染経路:性的接触2例(異性間1例、同性間1例)、経口感染2例、経口感染/性的接触(異性間・同性間不明)1例、不明7例ウイルス性肝炎3例B型3例_感染経路:性的接触3例(異性間3例)急性脳炎5例ヒトライノウイルス1例_年齢群:0歳コクサッキーウイルスA群6型1例_年齢群:1歳ヒトヘルペスウイルス6型1例_年齢群:0歳病原体不明2例_年齢群:8歳(1例)、20代(1例)クロイツフェルト・ヤコブ病4例(孤発性プリオン病古典型4例)劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例(年齢群:70代)後天性免疫不全症候群13例(AIDS 3例、無症候10例)感染地域:国内13例感染経路:性的接触12例(異性間2例、同性間10例)、不明1例侵襲性インフルエンザ菌感染症3例(うち肺炎のみ2例_菌検出検体:血液3例)年齢群:60代(1例)、70代(1例.死亡)、80代(1例)侵襲性髄膜炎菌感染症1例(菌検出検体:血液)感染地域:東京都年齢群:30代(死亡)侵襲性肺炎球菌感染症13例(うち髄膜炎のみ2例、肺炎のみ5例_菌検出検体:血液11例、血液・髄液2例)年齢群:0歳(1例)、1歳(3例)、40代(1例)、60代(2例)、70代(3例)、80代(3例)先天性風しん症候群1例病型:典型例感染地域:東京都累積報告数:12例梅毒14例(早期顕症I期2例、早期顕症II期7例、晩期顕症2例、無症候3例)破傷風3例〔年齢群:70代(2例)、80代(1例)〕バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:不明_菌検出検体:血液)風しん68例(検査診断例54例、臨床診断例14例)感染地域:大阪府14例、東京都10例、京都府5例、千葉県3例、神奈川県3例、福岡県3例、静岡県2例、愛知県2例、兵庫県2例、鹿児島県2例、茨城県1例、岐阜県1例、三重県1例、和歌山県1例、広島県1例、国内(都道府県不明)17例年齢群:0歳(1例)、1歳(1例)、3歳(1例)、15~19歳(3例)、20~24歳(5例)、25~29歳(15例)、30~34歳(14例)、35~39歳(15例)、40代(11例)、50代(2例)累積報告数:13,846例(検査診断例9,490例、臨床診断例4,356例)麻しん4例〔麻しん(検査診断例3例、臨床診断例1例)〕感染地域:愛知県2例、国内(都道府県不明)1例、国内・国外不明1例年齢群:0歳(1例)、5~9歳(1例)、10~14歳(1例)、20~24歳(1例)累積報告数:189例〔麻しん(検査診断例71例、臨床診断例61例)、修飾麻しん57例〕(補)2012年第34週から2013年第33週までに診断されたものの報告遅れとして、E型肝炎2例〔感染地域(感染源):北海道1例(不明)、高知県1例(豚の生レバー)〕、日本紅斑熱1例(感染地域:三重県)、急性脳炎3例〔コクサッキーウイルスA群16型1例_年齢群:10代.病原体不明2例_年齢群:6歳(1例)、20代(1例)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症4例〔50代(1例)、60代(2例.うち1例死亡)、90代(1例.死亡)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:不明_菌検出検体:胆汁)などの報告があった。◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。インフルエンザ:定点当たり報告数は第18週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.57)、福井県(0.06)、岐阜県(0.06)、島根県(0.03)である。小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,281例と横ばいであった。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約79%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は佐賀県(3.09)、大分県(2.39)、宮崎県(2.00)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は鳥取県(1.68)、山口県(1.26)、山梨県(1.13)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(7.81)、島根県(6.00)、宮崎県(5.94)である。水痘の定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は富山県(1.72)、宮崎県(1.22)、福岡県(1.09)である。手足口病の定点当たり報告数は第31週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(10.39)、長野県(9.04)、山梨県(7.50)である。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(0.69)、宮城県(0.16)、沖縄県(0.15)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は山梨県(0.17)、高知県(0.10)、大分県(0.06)、沖縄県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は新潟県(4.66)、青森県(4.49)、山形県(3.79)である。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は福井県(1.27)、高知県(0.77)、福島県(0.76)である。基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮城県(1.58)、群馬県(1.25)、福島県(1.14)である。