IDWR 2013年第36号<発生動向総覧>2013年第36週(2013年9月2日~9月8日) LINEで送るシェアツイート 注意:PDF版よりピックアップして掲載しています。 発生動向総覧〈第36週コメント〉 9月11日集計分◆全数報告の感染症注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。1類感染症:報告なし2類感染症:結核406例3類感染症:細菌性赤痢3例菌種:S. sonnei (D群)3例_感染地域:東京都1例、中国1例、モンゴル1例腸管出血性大腸菌感染症180例(有症者117例、うちHUS なし)感染地域:国内177例、インドネシア1例、タイ/カンボジア1例、英国/フィンランド/オーストリア1例国内の多い感染地域:宮崎県25例*、宮城県22例**、福島県21例***、北海道14例、兵庫県8例#、愛知県5例、大阪府5例、福岡県5例、千葉県4例* 第35週に報告された保育園における集団感染例を含む(O26 VT1とO103 VT1)** 保育園における集団感染例を含む(O111 VT1・VT2)*** 保育園における集団感染例を含む(O26 VT1)# スポーツの合同練習に関連した集団感染例を含む(O157 VT1・VT2)年齢群:0歳(4例)、1歳(21例)、2歳(15例)、3歳(19例)、4歳(8例)、5歳(17例)、6歳(10例)、7歳(2例)、8歳(4例)、9歳(2例)、10代(22例)、20代(11例)、30代(17例)、40代(7例)、50代(9例)、60代(7例)、70代(2例)80代(3例)血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(46例)、O26 VT1(42例)、O111 VT1・VT2(15例)、O157 VT2(11例)、O103 VT1(8例)、O121 VT2(8例)、O157 VT1(4例)、O26 VT2(2例)、O26 VT不明(2例) 、O111 VT1(2例)、O157 VT不明(2例)、O115 VT1(1例)、O124 VT1(1例)、O128 VT2(1例)、O145 VT2(1例)、O145 VT不明(1例)、その他・不明(33例)累積報告数:2,726例(有症者1,866例、うちHUS 52例.死亡2例)腸チフス2例(感染地域:東京都1例、インドネシア1例)4類感染症:A型肝炎2例(感染地域:エジプト/タイ1例、フィリピン1例)重症熱性血小板減少症候群2例感染地域:広島県1例、徳島県1例年齢群:70代(1例)、80代(1例.死亡)つつが虫病1例(感染地域:東京都)デング熱2例(感染地域:タイ1例、インドネシア1例)日本紅斑熱3例(感染地域:三重県1例、広島県1例、山口県1例) マラリア1例(熱帯熱_感染地域:シエラレオネ)ライム病1例(感染地域:新潟県) レジオネラ症26例(肺炎型26例)感染地域:埼玉県3例、群馬県2例、富山県2例、愛知県2例、大阪府2例、北海道1例、栃木県1例、千葉県1例、東京都1例、神奈川県1例、新潟県1例、石川県1例、山梨県1例、長野県1例、岐阜県1例、兵庫県1例、福岡県1例、熊本県1例、大分県1例、国内(都道府県不明)1例年齢群:50代(7例)、60代(11例)、70代(3例)、80代(3例)、90代(2例)レプトスピラ症2例感染地域(感染源):東京都1例(職場環境)、沖縄県1例(台風後の河川)5類感染症:アメーバ赤痢16例(腸管アメーバ症13例、腸管外アメーバ症2例、腸管及び腸管外アメーバ症1例)感染地域:千葉県2例、新潟県1例、兵庫県1例、香川県1例、福岡県1例、国内(都道府県不明)5例、タイ1例、フィリピン1例、インド1例、中国/南アフリカ共和国1例、フィリピン/香港1例感染経路:性的接触1例(異性間・同性間不明)、経口感染4例、不明11例ウイルス性肝炎5例B型4例_感染経路:性的接触2例(異性間2例)、不明2例C型1例_感染経路:性的接触(異性間)急性脳炎4例アデノウイルス1例_年齢群:8歳RSウイルス1例_年齢群:0歳病原体不明2例_年齢群:1歳(1例)、4歳(1例)クロイツフェルト・ヤコブ病3例(孤発性プリオン病古典型3例)劇症型溶血性レンサ球菌感染症7例年齢群:30代(1例.死亡)、40代(2例.うち1例死亡)、50代(1例.死亡)、60代(1例)、70代(2例.うち1例死亡)後天性免疫不全症候群21例(AIDS 8例、無症候10例、その他3例)感染地域:国内18例、タイ1例、国内・国外不明2例感染経路:性的接触20例(異性間6例、同性間11例、異性/同性間3例)、不明1例ジアルジア症1例〔感染地域:国内(都道府県不明)〕侵襲性髄膜炎菌感染症1例(菌検出検体:血液)感染地域:東京都年齢群:50代侵襲性肺炎球菌感染症2例(うち肺炎、髄膜炎の有症状者なし_菌検出検体:血液2例)年齢群:60代(1例)、70代(1例.死亡)梅毒23例(早期顕症I期3例、早期顕症II期9例、無症候11例)破傷風2例〔年齢群:60代(1例)、70代(1例)〕バンコマイシン耐性腸球菌感染症3例遺伝子型:VanC 1例(死亡)_菌検出検体:血液遺伝子型:不明2例_菌検出検体:尿2例風しん37例(検査診断例29例、臨床診断例8例)感染地域:東京都9例、大阪府5例、兵庫県2例、福岡県2例、宮城県1例、福島県1例、千葉県1例、神奈川県1例、愛知県1例、和歌山県1例、広島県1例、佐賀県1例、大分県1例、国内(都道府県不明)10例年齢群:5~9歳(1例)、15~19歳(2例)、20~24歳(8例)、25~29歳(8例)、30~34歳(2例)、35~39歳(4例)、40代(9例)、50代(1例)、60代(2例)累積報告数:13,987例(検査診断例9,604例、臨床診断例4,383例)麻しん6例〔麻しん(検査診断例4例)、修飾麻しん2例〕感染地域:愛知県4例、埼玉県1例、神奈川県1例年齢群:1歳(1例)、5~9歳(1例)、10~14歳(1例)、15~19歳(1例)、20~24歳(1例)、35~39歳(1例)累積報告数:196例〔麻しん(検査診断例80例、臨床診断例57例)、修飾麻しん59例〕(補)2012年第36週から2013年第35週までに診断されたものの報告遅れとして、E型肝炎1例(感染地域:北海道_感染源:不明)、日本紅斑熱2例(感染地域:鳥取県1例、広島県1例)、ライム病1例(感染地域:北海道)、急性脳炎7例〔水痘帯状疱疹ウイルス1例_年齢群:70代.コクサッキーウイルスA群2型1例_年齢群:2歳.病原体不明5例_年齢群:2歳(1例)、5歳(1例)、7歳(1例)、9歳(1例)、20代(1例)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔0歳(1例)、40代(1例)〕などの報告があった。◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。インフルエンザ:定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.72)、愛媛県(0.10)、徳島県(0.05)である。小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は2,551例と2週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約76%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(3.00)、長崎県(2.64)、佐賀県(2.61)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は福井県(2.05)、北海道(1.52)、山口県(1.45)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(8.61)、熊本県(6.40)、島根県(5.70)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.36)、福岡県(1.23)、新潟県(0.93)、富山県(0.93)である。手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(10.93)、北海道(10.35)、長野県(8.80)である。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は富山県(0.72)、岩手県(0.18)、山梨県(0.17)である。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位2位は鳥取県(0.26)、新潟県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は青森県(3.80)、新潟県(3.67)、北海道(3.36)である。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福井県(1.45)、高知県(0.93)、福岡県(0.55)である。基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(1.00)、群馬県(0.88)、青森県(0.83)である。