IDWR 2013年第39号<発生動向総覧>2013年第39週(2013年9月23日~9月29日) LINEで送るシェアツイート 注意:PDF版よりピックアップして掲載しています。 発生動向総覧〈第39週コメント〉 10月2日集計分◆全数報告の感染症注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。1類感染症:報告なし2類感染症:結核303例3類感染症:細菌性赤痢3例菌種:S. sonnei (D群)3例_感染地域:インドネシア2例、タイ1例腸管出血性大腸菌感染症93例(有症者46例、うちHUS 2例)感染地域:国内93例国内の多い感染地域:福島県15例*、愛知県7例、岩手県6例、宮城県6例、東京都6例**、北海道5例、埼玉県4例、千葉県3例、佐賀県3例* 保育園における集団感染例を含む(O26 VT1)** 第38週に発生した保育園における集団感染例を含む(O157 VT2)年齢群:0歳(1例)、1歳(7例)、2歳(3例)、3歳(8例)、4歳(3例)、5歳(2例)、6歳(1例)、7歳(3例)、8歳(2例)、9歳(3例)、10代(13例)、20代(11例)、30代(10例)、40代(3例)、50代(8例)、60代(7例)、70代(6例)、80代(2例)血清型・毒素型:O26 VT1(28例)、O157 VT1・VT2( 21例)、O157 VT2(15例)、O103 VT1(6例)、O121 VT2(4例)、O157 VT1(4例)、O157 VT不明(3例)、O55 VT1(2例)、O168 VT1(2例)、O15 VT1(1例)、O26 VT2(1例)、O26 VT不明(1例)、O91 VT1(1例)、O146 VT1・VT2(1例)、その他・不明(3例)累積報告数:3,209例(有症者2,108例、うちHUS 66例.死亡4例)腸チフス3例〔感染地域:東京都1例、国内(都道府県不明)1例、ガーナ1例〕パラチフス3例感染地域:インドネシア1例、カンボジア/ベトナム1例、ベトナム/カンボジア/ラオス/タイ/ミャンマー1例4類感染症:E型肝炎1例〔感染地域:国内(都道府県不明)_感染源:加熱不足の豚肉〕A型肝炎3例感染地域:ベトナム1例、フィリピン1例、トルクメニスタン/タジキスタン/キルギス1例Q熱1例(感染地域:北海道_感染源:不明)つつが虫病1例(感染地域:東京都)デング熱5例感染地域:インド1例、タイ1例、シンガポール1例、インドネシア1例、カンボジア/タイ/ベトナム1例日本紅斑熱4例(感染地域:大阪府1例、和歌山県1例、島根県1例、広島県1例)日本脳炎1例感染地域:熊本県年齢群:80代レジオネラ症19例(肺炎型19例)感染地域:北海道2例、宮城県2例、福島県2例、栃木県2例、東京都2例、三重県2例、茨城県1例、埼玉県1例、千葉県1例、新潟県1例、石川県1例、国内(都道府県不明)2例年齢群:40代(2例)、50代(7例)、60代(5例)、70代(4例)、80代(1例)5類感染症:アメーバ赤痢12例(腸管アメーバ症11例、腸管外アメーバ症1例)感染地域:東京都2例、福島県1例、三重県1例、滋賀県1例、大阪府1例(死亡)、国内(都道府県不明)3例、中国1例、韓国1例、インドネシア1例感染経路:性的接触3例(異性間2例、同性間1例)、経口感染4例、不明5例ウイルス性肝炎5例B型4例_感染経路:性的接触4例(異性間4例)C型1例_感染経路:不明急性脳炎1例(病原体不明_年齢群:5歳)クリプトスポリジウム症1例(感染地域:東京都)クロイツフェルト・ヤコブ病2例(孤発性プリオン病古典型2例)後天性免疫不全症候群14例(AIDS 4例、無症候9例、その他1例)感染地域:国内10例、国内・国外不明4例感染経路:性的接触10例(異性間1例、同性間9例)、不明4例ジアルジア症1例〔感染地域:国内(都道府県不明)〕侵襲性インフルエンザ菌感染症2例(肺炎のみ2例_菌検出検体:血液2例)年齢群:0歳(1例)、80代(1例)侵襲性肺炎球菌感染症4例(うち肺炎のみ3例_菌検出検体:血液4例)年齢群:60代(1例)、80代(2例)、90代(1例)梅毒19例(早期顕症I期3例、早期顕症II期8例、無症候8例)破傷風2例〔年齢群:50代(1例)、80代(1例)〕風しん19例(検査診断例14例、臨床診断例5例)感染地域:大阪府7例、東京都4例、北海道1例、千葉県1例、滋賀県1例、兵庫県1例、国内(都道府県不明)4例年齢群:1歳(1例)、15~19歳(1例)、20~24歳(3例)、25~29歳(2例)、30~34歳(1例)、35~39歳(3例)、40代(3例)、50代(4例)、60代(1例)累積報告数:14,108例(検査診断例9,689例、臨床診断例4,419例)麻しん1例(修飾麻しん)感染地域:愛知県年齢群:25~29歳累積報告数:206例〔麻しん(検査診断例86例、臨床診断例59例)、修飾麻しん61例〕(補)2012年第39週から2013年第38週までに診断されたものの報告遅れとして、日本脳炎2例(感染地域:三重県1例_年齢群:70代.感染地域:長崎県1例_年齢群:80代.死亡)、ライム病1例(感染地域:北海道)、急性脳炎1例(アデノウイルス5型_年齢群:1歳)、クリプトスポリジウム症2例(感染地域:北海道1例、タイ1例)などの報告があった。他に、2012年第49週の先天性風しん症候群の1例が取り下げとなった。◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。インフルエンザ:定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.78)、島根県(0.45)、長野県(0.08)、岐阜県(0.08)である。小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は2,962例と2週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(1.36)、宮崎県(1.36)、佐賀県(1.09)、熊本県(1.00)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は福井県(1.50)、鳥取県(1.42)、山形県(1.30)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(6.14)、大分県(5.42)、茨城県(5.20)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鹿児島県(0.84)、宮崎県(0.83)、大分県(0.78)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は北海道(5.01)、新潟県(4.98)、宮城県(3.76)である。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は岩手県(0.18)、富山県(0.17)、宮城県(0.16)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は福岡県(0.06)、大分県(0.06)、沖縄県(0.06)、福井県(0.05)、鳥取県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は北海道(1.24)、三重県(1.07)、新潟県(1.03)である。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は高知県(1.33)、福井県(1.14)、福岡県(0.85)である。基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位2位は愛知県(1.15)、岩手県(1.00)、富山県(1.00)、石川県(1.00)である。