IDWR 2014年第21号<発生動向総覧>2014年第21週(2014年5月19日~5月25日)
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〈第21週コメント〉 5月28日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 注意:感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(7.64)、山形県(2.94)、岩手県(2.11)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は33例と前週と比較して増加した。17道府県から報告があり、年齢別では0歳(1例)、1~9歳(11例)、10代(2例)、20代(1例)、40代(3例)、50代(1例)、60代(6例)、70代(3例)、80歳以上(5例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は262例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約74%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は福井県(1.73)、鹿児島県(1.60)、石川県(1.59)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(5.52)、福岡県(5.21)、鳥取県(5.00)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は愛媛県(15.35)、福井県(14.09)、大分県(12.89)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(2.39)、長野県(2.15)、富山県(2.03)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(2.64)、熊本県(2.48)、大分県(2.17)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鳥取県(0.11)、長崎県(0.07)、宮崎県(0.06)、沖縄県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(3.32)、佐賀県(1.57)、山口県(0.96)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮城県(1.08)、富山県(1.00)、秋田県(0.63)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。43都道府県から300例報告があり、年齢別では0歳(43例)、1~4歳(207例)、5~9歳(36例)、10代(5例)、20代(1例)、30代(2例)、40代(2例)、60代(2例)、70歳以上(2例)であった。 |