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チクングニア熱

更新日 (last updated):2025年8月28日

概要

チクングニア熱は、チクングニアウイルスを病原体とする感染症である。主な感染経路は蚊の刺咬である。 発熱や関節痛、発疹を呈する。関節痛は長く続く場合もあ。

病原体

チクングニアウイルスは、トガウイルス科アルファウイルス属に属する1本鎖RNAウイルスである。

疫学

世界の熱帯地域や亜熱帯地域で流行しており、以前はアジア、アフリカから報告されていたが、2013年以降は中南米でも報告されている 。

日本では海外からの輸入例が毎年報告されている。

感染経路

主な感染経路は、ウイルスを保有したネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊に刺されることによる。ヒトからヒトへの直接的な感染はない。

臨床像

潜伏期間は2から12日程度(通常3から7日)。発熱と関節痛、発疹などの症状を呈する。関節痛は数週間から数か月にわたって続くことがある。

病原体診断

血液からのウイルスの分離・同定、ウイルス遺伝子や抗原の検出、血清学的検査による。

治療

特異的な治療法はなく、対症療法が中心である。

予防法・ワクチン

蚊に刺されないことが重要であり、忌避剤の使用や肌の露出を避けるといった対策が推奨される。

国内で承認されたワクチンはない。

法的取り扱い

感染症法における四類感染症に定められている。

関連情報

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